第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~【一次審査通過プラン紹介⑧】

価値デザイン社会の実現を目指したビジネスプランコンテスト

第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~

最終審査会の動画が公開されました!!

URL:https://youtu.be/Io1OTdNVPIA

仕事の合間にも見られる短い動画にまとめてあります。

本記事は価値デザイン委員会 氏名 清水勇作(JCI香住)が担当いたしました。

今回は一次審査通過プランのひとつである『地方で活躍するヒーロー、ヒロインとなる高齢者を創出し、世界に誇れる高齢社会日本を実現する。』(応募者:伊藤 洋平様)について紹介します。

【プラン概要】

世界でも最先端にある日本の高齢社会をポジティブに捉え、高齢者が地方で活き活きと暮らせる環境を整備し、豊かな経験を活かすことのできる機会を創出することで、健康寿命の延伸・地方の活性化・東京の介護難民問題解決の同時達成を目指す本プロジェクト。

自治体職員としての経験を持つ伊藤氏は、その繋がりと経験を活かし、官民連携のトップランナーとしてこのプロジェクトを取り組んでおられます。

【プランの現況】

長野県佐久市で5年以上新規入居者のいなかった公営住宅16室を賃貸し、2019年に地元工務店と連携しそのうち1階4戸を高齢者向け住宅に改修。また、協力医療機関として地元病院と連携協定を締結し介護が必要になった場合も安心して暮らせるように環境を整備。さらに、スタッフが常駐する地域交流拠点を整備し、シェアオフィス、シェアキッチンとして利用できるようにしました。現在地元の方達と協働して移住者募集プロジェクトを実施中です。

山梨県都留市では、市と市民や民間団体等30者ほどが所属する団体を立ち上げ、市、地域の事業者と連携した事業推進をしています。

【プランの展望】

佐久市のプロジェクトは、2020年度に公営住宅2階の4戸をサービス付き高齢者向け住宅に改修予定で、2021年度に3,4階の8戸を移住希望のファミリー向け住宅として提供し、多世代交流ができる公営住宅施設の完成を目指しておられます。

都留市のプロジェクトは、2020年度に各事業者との連携体制を構築し、2021年度に設計、その後住宅整備を進める予定です。

このような取り組みを佐久市、都留市で複数展開していくことに加えて、日本全国にも展開し、さらには将来的に高齢化が進むと予想される中国等アジアの国々でも展開することで、日本の課題解決のノウハウを世界で活かしていきたいと考えておられます。

【一次審査通過者コメント】

ホシノマチ団地は、現在2~4階のリノベーションを進めています。

20203月に1階から4階までのすべての階が入居可能になり、グランドオープンの予定です。

本グランプリの名に恥じぬよう、価値のあるデザインを創出していきたいと思います。

【企業情報】

企業名:株式会社みんなのまちづくり

所在:東京都渋谷区本町4丁目43-5

業種:まちづくり

HP:https://minmachi.co.jp/

【勝ちデザグランプリ2020】

http://hlclient4.xsrv.jp/kachideza/…/kachidezagrandprix2020/

>>勝ちデザグランプリに対するお問い合わせは

価値デザイン委員会 副委員長 新谷 剛士

090-5677-7255

kachideza2020@gmail.com

公益社団法人日本青年会議所

価値デザイン委員会

委員長 﨑野 雄生