第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~【一次審査通過プラン紹介②】

価値デザイン社会の実現を目指したビジネスプランコンテスト

第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~

本記事は価値デザイン委員会 小幹事 城 秀介(JCI加古川)が担当いたしました。

 

今回は、一次審査通過プランのひとつである『わがまちファンド加古川「応援しよう!愛する加古川の飲食店を!コロナに負けるな!」』(応募者:宮永敏英様)について紹介します。

【プラン概要】

「コロナウイルス危機から飲食店を救う!」応援基金であり、店舗を指定して食事券を買っていただき、その売り上げを各店舗に分配するものです。食事券には10%のプレミアムを上乗せします。

加古川市でも多くの飲食店が将来に不安を感じています。短期的には借入等で凌いだとしても、業界の性質上、失った売り上げを取り返すことは出来ず、借入の返済が始まった時には、資金繰りに窮するという次なる問題も抱えています。

このままでは大好きな加古川のまちから飲食店の灯りが消えてしまう!!

そのような危機感から、自身も加古川エリアにて飲食店を複数店舗経営する宮永氏を中心に食事券を購入して応援する「わがまちファンド加古川」というプロジェクトを立ち上げました。

【プランの現況】

自治体や商工会議所の協力やバックアップがあって立ち上がるものも多いなか、このファンドは有志が独自で立ち上げ、育てております。「わがまちファンド加古川」は我々が各店舗を回り、10%のプレミアムを店舗負担ですることを理解いただくなど、行政の動きに先んじて行動してきました。その後に第2弾として行政との連携も生まれ、さらに大きな運動となり、飲食店のみならずまち全体を巻き込んだ活動に発展しました。我々の活動が、今後の新たなファンド組成や新しい活動に繋がったと思っています。

【プランの展望】

今後第3弾の取り組みとして、県民局と連携して、東播磨地区コロナウイルス対策「安心ナビ」を推進予定。

徐々に賑わいが戻りつつあったまちが第2波でまた自粛ムードになっております。社会的には経済を回そうという動きもありつつも、感染を恐れて二の足を踏む人々が多い現状です。

そこで飲食店を安心してご利用頂くために、各店舗の「衛生管理の徹底状況の見える化」をWEBサイト上で行おうというのが今回の取り組みです。

わがまちで安心して飲食ができるお店はどこか?という情報が得られる客側のメリットと、店舗側の衛生管理意識向上という相乗効果により東播磨地域の活性化を後押しします。

【受賞者コメント】

一次審査を通過できたこと嬉しく思います。

この度の我々の取組みと致しましては、平時では予測できなかった情勢となり、我々に何ができるかと自問自答しておりますが、青年経済人としての奉仕の精神を重んじ、新たな生活スタイルを考え、まちの活性に努めて参りたいと考えております。まだまだコロナ禍真っ最中ですが、豊かな世の中になる一助になれますように邁進いたします。

【企業情報】

企業名:わがまちファンド株式会社

代表者:宮永敏英

所在:加古川市加古川町北在家2052-2F

業種: クラウドファンディング

HP:https://wagamachikakogawa.wixsite.com/website

 

【勝ちデザグランプリ2020】

http://hlclient4.xsrv.jp/kachideza/…/kachidezagrandprix2020/

>>勝ちデザグランプリに対するお問い合わせは

価値デザイン委員会 副委員長 新谷 剛士

090-5677-7255

kachideza2020@gmail.com